◆交流分析(Transactional analysis TA)

1950代後半に、精神科医エリック・バーン(Eric Berne)

によって提唱された一つの心理学理論。

自己を知ることにより人間関係をより豊かに

健全にしてゆことをめざしています。


・自我分析


・やりとり分析


・ストローク理論〜人は愛情なしに生きては

 行けない。


・ゲーム理論〜いつも同じようなネガティブ

  な結果に終わる、日常的に繰り返される

 やりとりをゲームと呼び、私たちの生き方に

 大きく影響を与えている。


・脚本分析〜幼児期に愛情を得るための必死の

 行動パターンが、大人になってもその人の

 生き方に大きく影響を与えている。

 人は幼児期に決めた脚本に従い生きて行く。



◆サイコドラマ(Psychodrama)

SVW(シナジェティック•ボイスワーク)のセッションの中では、サイコドラマという手法を音楽と融合させて使っています。


サイコドラマは精神科医モレノが20世紀初頭に開発した、即興的演劇を精神療法に応用したものです。

主役の話す内容を、主役だけでなく、参加者が協力し、様々な役などを演じながら、心のストーリーを体験し、分ち合って行きます。

話すだけでなく、即興的演劇を身体をつかい、動きを通して体験し、気づきを得る手法です。

◆サイコシンセシス(Psychosynthesis)

サイコシンセシスは20世紀初頭、イタリアの精神科医R.アサジオリによって作られた心理学の一体系です。
アサジオリは私たちの意識を大きく3つの階層に分けました。

そしてそれら意識の中心にあり、私たちの
本質とも言える部分を「セルフ」と呼びました。

そして、その「セルフ」は上位にある
「トランスパーソナルセルフ」と繋がる
ことによって、より大きな叡智の源とも
いえる集合無意識とつながっています。

セルフがわたしを統合することによって、
その人が本来持っている、
個性と輝きを発揮して生きることが可能に
なってゆきます。

このように、セルフがその人の指揮をとって
自律的に生きて行くことがサイコシンセシスの
目標です。